注文住宅で見落としがちな音への意識

“注文住宅では、家の間取りとかデザインといった見た目や使いやすさ、住みやすさを重視して決めていきます。もちろんそれは普通であり、優先順位としては間違っていません。でもそれ以外に考えるべきことは、防音です。つまり家の中で出る音がどのように聞こえるのかということを注意しなければなりません。

具体的には、道路面と家の建てる場所が近い場合には、家の中の会話が外に聞こえてしまうのではないか、そんな懸念も考えることができるかもしれません。また吹き抜けの家に憧れてそれを提案するのは良いのですが、それをすることで、壁が少なくなるので、音が家の中にかなり響いてしまう、そのような状況もあることでしょう。

トイレのすぐ隣に寝室という間取りにすれば、トイレの流す音などが聞こえてしまい、トイレでもリラックスできないし、夜にトイレに行くのも躊躇してしまう、そんなことも起こり得ます。大きな音で音楽を聴きたい、あるいは楽器を演奏してみたい、そのような願いを持っているのであれば、やはり音ということを意識した間取りや設計が必要になってきます。

その他にもリビングの上の2階に子供部屋を作ったことで、育ち盛りの子供がどんどん音を立ててしまい、リビングの居心地が良くない、そんなこともあり得ることです。

家づくりでは、デザインだけではなく、音への意識という要素を考慮していきたいものです。体験談をチェックしてみたり、業者と相談をすることもできます。場合によっては、防音効果のある壁やサッシなどを施工してもらうように段取りすることができるかもしれません。

音というのは、実際に住んでみないとわからないことが多いのですが、事前に対策ができれば、それに越したことはありませんし、あとから音で悩まされてもどうしようもないという状況になることが多いので、家の中でどのような音が出る可能性があるか、また外への音、外から家の中に入ってくる音はどの程度なのか、そんな部分を考慮してみましょう。”